こんにちは!ごえん茶です^^今回は、自宅ではじめる抹茶ライフをご紹介!自宅で美味しく抹茶を点てるためには、使う道具がとっても大切です。抹茶を点てる時に必要な基本の道具から、あると便利な道具まで、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。それぞれの道具の選び方や使い方も説明しますので、自宅でも気軽においしい抹茶を楽しめるようになりますよ。道具を揃える時の価格帯や、どこで買うのがおすすめかなどの情報もお伝えするので、ぜひ、自宅ではじめる抹茶ライフの参考にしてみてください!

抹茶を点てる楽しさ!道具選びが美味しさの第一歩

自宅で抹茶を点てることは、お茶を楽しむだけでなく、心を落ち着ける豊かな時間にもなります。その時間をより良いものにするためには、道具選びがとても大切なんです。抹茶の味や香りをしっかり引き出すためには、茶筅や茶碗など、それぞれの道具の特徴や使い方を知っておくことがポイント。抹茶を点てる道具は、自分の所作を美しく見せたり、抹茶の風味を引き立てたりする大切なパートナーとも言えちゃいます!

初心者の方は「何を揃えればいいの?」「選び方に失敗しないかな?」と迷うかもしれませんが、基本の道具があれば安心して始められちゃいます。抹茶の魅力やその奥深さ、そして道具選びが味や体験にどう影響するのかを紹介していきます。道具の役割を知って、自分に合ったものを選ぶことで、自宅での抹茶ライフがもっと楽しく、心豊かなものになります。

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抹茶を点てるために欠かせない基本の道具

抹茶を美味しく点てるには、いくつかの基本の道具が必要です。これらの道具は、抹茶の味や香りを引き出したり、点てる時間をより楽しくしてくれる大切なアイテム!そこで、抹茶を点てる時に揃えておきたい道具について、それぞれの選び方やポイントを紹介します。

ー茶碗ー 抹茶の顔となる器の選び方

茶碗は、抹茶を点てて飲むための器で、抹茶を楽しむ時間の中心となる大切な道具です。抹茶の色や泡をきれいに見せてくれるだけじゃなくて、手に持ったときのなじみやすさや、口をつけたときの飲みやすさも大事なポイントです。

形や素材による違い

茶碗には、季節や使う場面に合わせていろいろな形や素材があります。

分類特徴代表的な窯元・種類
筒茶碗(つつぢゃわん):口が狭く縦に長い形状で、保温性に優れているので冬場におすすめ。
平茶碗(ひらぢゃわん):口が広く浅い形状で、熱が冷めやすいため夏場におすすめ。
半筒茶碗(はんづつぢゃわん):筒茶碗と平茶碗の中間的な形状で、年間を通して使いやすい。
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素材陶器(土物):土が原料で、手触りが柔らかく、保温性が高いのが特徴。釉薬の風合いも豊か。
磁器(石物):石が原料で、硬くて丈夫。光沢があって、繊細な絵付けが施されることが多いです。熱伝導率が高く、冷めやすい傾向がある。
陶器:楽焼、萩焼、唐津焼、信楽焼など
磁器:有田焼、京焼、九谷焼など

茶碗の底にある「高台(こうだい)」の形や、茶碗の中で抹茶がたまる部分「茶だまり」の深さも、茶筅を動かしやすいかどうかや、泡の立ちやすさに関係しているんです。

初心者におすすめの茶碗

初めて抹茶を点てる方には、以下のポイントを参考に茶碗を選ぶことをおすすめします。

  • 口が広いもの:茶筅を振りやすく、抹茶が点てやすいです。
  • 手に馴染むサイズと重さ:実際に手に取ってみて、持ちやすいと感じるものを選びましょう。
  • シンプルなデザイン:抹茶の鮮やかな緑色をきれいに引き立てる、白や淡い色合いの無地の茶碗は、飽きずに長く使えます。
  • 通年使える形状:半筒茶碗や、季節を問わず使いやすい形状のものがおすすめです。
  • 手頃な価格帯:最初はあまり高すぎない、気軽に使える価格のものから始めると良いかもしれません。

ー茶筅ー 抹茶を点てる命の道具

茶筅(ちゃせん)は、抹茶とお湯をよく混ぜて、なめらかな泡を作るために欠かせない道具です。茶筅の使いやすさや質の良さは、抹茶の味や口当たりに大きく関わってきます。

穂の数と素材による違い

茶筅は、主に竹の素材で作られていて、穂の数によって泡立ちや用途が違います。

穂の数特徴主な用途
80本立(はちじゅっぽんだて)穂の数が比較的少なくて、しっかりとした泡が立ちやすい。濃茶(こいちゃ)にも使用されるけど、泡立てやすさから薄茶にも。
100本立(ひゃっぽんだて)一般的な穂の数で、きめ細かく豊かな泡が立ちやすい。薄茶を点てるのに最も広く使われる。初心者にもおすすめ。
120本立(ひゃくにじゅっぽんだて)穂の数が最も多くて、とてもきめ細かく、とろりとした泡が立ちやすい。特にきめ細やかな泡を求める場合や、薄茶用。

茶筅に使われる竹には、白竹(しらたけ)・煤竹(すすたけ)・黒竹(くろたけ)などの種類があるけれど、使い心地に大きな違いはなくて、見た目の好みで選んで大丈夫です。穂の数が多い茶筅は、泡立ちやすいため、初心者の方にも使いやすい傾向がありますよ^^

選び方と手入れのポイント

  • 選び方:穂先がしなやかで、均一に整っているものを選びましょう。竹に割れや欠けがないかも要チェック。初心者は「100本立」以上のものがおすすめ。
  • 手入れ:使用後は、水またはぬるま湯で抹茶の粉をきれいに洗い流します。洗剤は使わず、穂先を傷つけないように優しく扱いましょう。洗った後は、風通しの良い場所で完全に乾燥させることが大切です。
  • 保管:茶筅の形を保つために「くせ直し」と呼ばれる専用のスタンドに立てて保管すると、穂先が広がるのを防いでくれて、長持ちさせることができます。

ー茶杓ー 抹茶をすくうための道具

茶杓(ちゃしゃく)は、抹茶を入れるための細いスプーンのような道具です。抹茶を入れた容器から茶碗へ、適量をすくってきれいに移すために使います。ちょうどよい量を計りながら、見た目も丁寧に整える大切な道具です。

素材と形状の種類

茶杓の素材は、竹が最も一般的です。竹の種類によって色合いや風合いが違います。

  • 竹製:茶筅と同じで、白竹(しらたけ)・煤竹(すすたけ)・黒竹(くろたけ)などの種類があります。竹の節を活かしたデザインや、竹本来のしなやかさが特徴です。
  • その他の素材:象牙や木材で作られたものもありますが、竹製が主流です。

茶杓(ちゃしゃく)の先はスプーンのような形をしていて、抹茶をすくいやすくなっています。持ち手の形は色々あって、使う流派によっておすすめの形が違うこともあるけれど、基本の使い方はどれも同じなんです。また、茶杓には茶人が命名する「銘(めい)」がつけられることもあって、道具としてだけじゃなく、風情を楽しむものとしても大切にされています。

使いやすさで選ぶ

茶杓を選ぶ時は、以下の点に注目して使いやすさを優先すると良いかもしれません。

  • 手に馴染む長さと軽さ:実際に持ってみて、手に自然に馴染むものがおすすめ。
  • 抹茶をすくいやすい形状:匙の部分が、適量の抹茶をすくいやすくて、茶碗に入れやすい深さや広さがあるかをチェック。
  • 扱いやすい素材:初心者は、最も一般的で扱いやすい竹製の茶杓から始めるのがおすすめ。

ー棗ー 抹茶を保存する容器

棗(なつめ)は、点てる直前まで抹茶を入れておくための入れものです。湿気や光で、抹茶の味や香りが変わらないように守ってくれる、大切な道具です。

種類と選び方

棗は、その名の通り植物のナツメの実に形が似ていることから名付けられています。主に漆塗りの木製で、いろいろな形や大きさがあります。

種類特徴用途
大棗(おおなつめ)比較的大きくて、抹茶を多く入れられる。お稽古や、多くの抹茶を点てる場合におすすめ。
中棗(ちゅうなつめ)最も一般的なサイズ。普段使いや、多くのお点前で使われます。
小棗(こなつめ)小さめで、携帯用や一人分に適している。野点(のだて)や、手軽に抹茶を楽しむ時に使われます。
平棗(ひらなつめ)高さが低く、平たい形状。夏場など、涼しげな印象を与えてくれます。
雪吹(ふぶき)蓋と身の境目がなだらかな形状。蓋を閉じると一体感があって、洗練されたイメージです。

棗には、漆を使った蒔絵(まきえ)などのきれいな飾りがついたものも多く、見た目も楽しめる道具です。選ぶ時は、使う抹茶の量や使う回数に合った大きさにして、ふたがきちんと閉まって中の抹茶をしっかり守れるものを選ぶのがポイントです。

保管の注意点

抹茶の鮮度を保つために、棗での保管には注意が必要です。

  • 密閉性:蓋がぴったりと閉まり、湿気が入りにくいものを選びましょう。
  • 冷暗所:直射日光や高温多湿を避けて、涼しく暗い場所で保管してください。
  • 清潔に保つ:使用後は、残った抹茶の粉をきれいに拭き取り、完全に乾燥させてから保管します。漆器は水に弱い場合があるので、乾いた布で優しく拭き取るのが基本です。

ー茶巾ー 茶碗を拭くための布

茶巾(ちゃきん)は、抹茶を点てる前に茶碗をきれいにしたり、点てたあとに茶碗のふちや水滴をふき取ったりするための小さな布です。道具を清潔に保つために、なくてはならないものです。

素材と使い方

茶巾の素材は、吸水性と速乾性に優れたものがおすすめです。

  • 素材:主に麻(リネン)や木綿(綿)が使われています。麻の茶巾は吸水性が高く、毛羽立ちにくいのが特徴。
  • 使い方:茶碗を清める時は、水で湿らせて固く絞った茶巾で茶碗の内側や縁を丁寧に拭きます。点て終わった後も、茶碗の縁についた水滴や抹茶の泡を拭き取ります。

使用後は、きれいに水洗いして、しっかりと絞って乾燥させ、清潔な状態を保つことが大切です。複数枚用意しておくと、清潔なものを常に使えるので便利です。

より美味しく便利に!あると役立つ抹茶の道具

基本の道具が揃ったら、次はもっと美味しく、もっと楽しく抹茶を点てるための道具にも目を向けてみましょう。こうした道具は、抹茶を点てる流れをより良くしてくれて、抹茶の味や香りをしっかり引き出す役割をしてくれます。

ー茶こしー 抹茶をダマなく点てるために

抹茶の粉は湿気で固まりやすく、ダマになると口当たりや泡立ちが悪くなります。茶こしは、抹茶のダマを防ぎ、なめらかで泡立ちの良いお茶を点てるために便利な道具です。選ぶ時は、60メッシュ程度の細かい網で、手入れしやすいステンレス製がおすすめ。使い方は簡単で、抹茶を茶こしでふるってから茶碗に入れるだけ。茶こしでふるうことで粉が均一になり、なめらかで美味しい抹茶を点てやすくなります。

ー電気ケトルー 温度管理で味に差をつける

抹茶に含まれるうまみ成分「テアニン」は低い温度で出やすく、苦味のもと「カテキン」は高い温度で出やすいと言われています。お湯の温度をちょうどよく調整することで、うまみと苦味のバランスがとれた美味しい抹茶が楽しめます。抹茶を美味しく点てるには、70〜80℃がおすすめです。温度調整ができる電気ケトルを使えば、毎回ちょうどよい温度のお湯を簡単に用意できて便利です。

ー柄杓ー お湯の量を正確に計る

抹茶を点てる時は、お湯の量で味の濃さや泡立ちが変わります。「柄杓(ひしゃく)」は、そのお湯の量を正しく計って茶碗に入れるための道具で、抹茶の味や濃さを整えるのに役立ちます。竹やステンレスなど素材はいろいろあり、手に持って使いやすいものを選ぶことが大切です。一般的に60〜80ccほどのお湯が入り、好みに応じて注ぐ量を調整できます。茶道では、柄杓でお湯をすくって茶碗に注ぐ一連の動きも、大切な作法のひとつになっています。

ー建水ー 茶筅を清める水を入れる器

建水(けんすい)は、抹茶を点てるときに使ったお湯や水を捨てるための器です。茶筅をすすいだり、茶碗を温めたお湯を捨てるときに使います。建水には陶器、金属(銅や真ちゅう)、木、竹など、いろいろな素材や形があります。素材や見た目によって、茶席の雰囲気が変わるので、他の道具と合うものを選ぶと、お点前がよりきれいに見えます。

初心者必見!抹茶の道具を揃える失敗しない方法

抹茶を点てるための道具はたくさんありますが、初めての人にとっては何を選べばいいのか迷うこともありますよね。ここでは、初心者の方でも安心して、自分に合った道具を揃えられるように、選び方のポイントをご紹介しちゃいます。

まずはこれ!基本の抹茶道具セットから始める

抹茶を始める時に、いちばん簡単で失敗が少ない方法は、最低限の必要な道具が揃った「抹茶道具セット」から始めることです。セットには、抹茶を点てるために必要な茶碗、茶筅(ちゃせん)、茶杓(ちゃしゃく)、なつめ(抹茶を入れる容器)などが入っていて、すぐに抹茶ライフを楽しめるようになっています。

セットの良いところは、自分でひとつずつ道具を選ぶ手間を省けることや、別々に買うよりも安く手に入ることです。また、セットの道具は見た目がそろっていて、使うたびに気分も上がります。

ただ、セットの道具は素材や形をあまり細かく選ぶことはできません。まずはセットで気軽に抹茶ライフを楽しんでみて、慣れてきたら、自分の好みに合う道具を少しずつ揃えていくのもおすすめです。

道具の購入場所と予算の目安

抹茶の道具は、様々な場所で購入することができます。ご自身の目的や予算に合わせて、購入場所を検討してみてください。

購入場所

主な購入場所とその特徴、価格帯の目安を以下の表にまとめてみました。

購入場所特徴価格帯の目安
百貨店(和食器売り場・茶道具コーナー)品質が保証されたものが多く、専門知識を持った店員に相談できる。ギフトにもおすすめ。中〜高価格帯
茶道具専門店品揃えが豊富で、本格的な道具から初心者用まで幅広い選択肢がある。専門的なアドバイスを参考にできる。中〜高価格帯
オンラインストア(ECサイト)自宅から手軽に購入できて、価格帯やデザインの選択肢がとても多い。レビューを参考にできる。低〜高価格帯(幅広い)
生活雑貨店・量販店手軽な価格で、初心者用のセットや基本的な道具が揃う。気軽に抹茶ライフを始めたい方におすすめ。低価格帯
陶器市・骨董市一点物の個性的な茶碗や掘り出し物に出会える可能性がある。価格は様々

予算の目安

抹茶の道具を揃える時の予算は、選ぶ道具の品質や素材によって大きく変わってきます。抹茶ライフ初心者の場合、一般的な予算の目安がどのくらいかを見てみましょう!

道具の種類初心者向け予算目安こだわりのある方向け予算目安
基本セット(茶碗、茶筅、茶杓、棗など)5,000円〜15,000円15,000円〜30,000円以上
茶碗(単品)2,000円〜8,000円8,000円〜数万円以上
茶筅(単品)1,500円〜4,000円4,000円〜10,000円
茶杓(単品)1,000円〜3,000円3,000円〜10,000円
棗(単品)3,000円〜10,000円10,000円〜数万円以上

まずは初心者向けの道具セットから始めて、抹茶を点てる楽しさを味わってみましょう。そして慣れてきたら、自分の気に入った道具を少しずつ買い足していくと、無理なく自然に抹茶の世界を広げることができちゃいます。

まとめ

抹茶を美味しく点てるには、ぴったりの道具を選ぶことが大切です。基本となる茶碗・茶筅・茶杓・棗・茶巾の選び方から、あると便利な茶こし・電気ケトル・柄杓・建水なども紹介しました。初心者の方でも迷わず揃えられる方法や、道具を長く使うためのお手入れ・保管の方法についてもお伝えしています。ぜひ参考にして、自分に合った道具で、抹茶を点てるひとときをじっくり楽しんでみてくださいね。よい道具は、お茶の味わいをたっぷり引き出してくれて、点てる時間そのものをもっと楽しくしてくれます。ぜひ、ご家庭でも抹茶ライフをお楽しみください!