
こんにちは!ごえん茶です^^神社やお寺へのお参り、日本の文化に触れる素敵な時間ですよね。これから深まる日本の秋、そんな落ち着いた時間を過ごすのもおすすめです!でも、それぞれの場所の違いや正しい参拝の仕方に「これで合っているのかな?」と迷うことはありませんか?神社と寺の根本的な違いから、それぞれの参拝方法、そして知っておきたい共通のマナーまで、初めての方にも分かりやすく解説しちゃいます。日本の伝統を大切にする心を感じながら、安心して参拝できるように、参考にしてみてください。



目次
はじめに 神社と寺の参拝方法と違いを知って日本の文化を楽しもう
日本の街を歩くと、静かに佇む神社や寺に出会うことがあります。鳥居をくぐり、石畳を進むと、心が落ち着くような特別な空気が流れていますよね。日本人にとって身近な存在でありながら、「神社と寺って何が違うの?」「お参りの仕方って、これで合っているのかな?」と、ふと疑問に感じる方もいるかもしれません。
初めて訪れる方や、改めて正しい作法を知りたい方のために、神社と寺の根本的な違いから、それぞれの参拝方法までを分かりやすくご紹介します。難しい専門用語は使わず、誰もが安心して日本の豊かな文化に触れられるよう、一つひとつ丁寧にお伝えします。
きっとあなたも自信を持って神社や寺を訪れ、より深く日本の文化を楽しめるようになるはず!日本の美しい伝統に触れる旅を始めてみませんか。
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神社と寺 根本的な違いを理解しよう
日本の文化に深く根ざす神社と寺。どちらも参拝する場所ですが、その成り立ちや信仰の対象、建物の特徴には違いがあります。それぞれの根本的な違いを知ることで、より深く日本の文化を楽しめます。
神道と仏教 信仰の対象と成り立ちの違い
神社と寺の最も大きな違いは、信仰している宗教にあります。
神社は「神道(しんとう)」、寺は「仏教(ぶっきょう)」という異なる宗教に基づいています。
神道とは
神道は、日本の自然や自然現象、あるいは祖先に宿る「八百万(やおよろず)の神様」を敬い、感謝する日本固有の信仰です。特定の開祖や教典を持たず、自然とともに生きる中で生まれた、生活に密着した信仰です。伊勢神宮に祀られる天照大御神(あまてらすおおみかみ)をはじめ、それぞれの地域を守る氏神様(うじがみさま)など、多様な神様がいます。
仏教とは
仏教は、今から約2500年前にインドで釈迦(しゃか)が開いた教えです。中国や朝鮮半島を経て日本に伝わり、平安時代には空海や最澄によって独自の発展を遂げました。仏教では、仏様(ぶつさま)の教えを学び、悟りを開くことや、亡くなった方の供養を大切にします。阿弥陀如来(あみだにょらい)や薬師如来(やくしにょらい)、観音菩薩(かんのんぼさつ)など、多くの仏様がいます。
かつて日本では、神道と仏教が融合した「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」という考え方が一般的でしたが、明治時代に神仏分離令が出され、それぞれが独立した信仰の対象となりました。
神社と寺 外観からわかる建築様式と施設の相違点
神社と寺は、外観や境内の施設にも明確な違いがあります。これを知っていると、遠くからでもどちらかを見分けられるかもしれません。
| 項目 | 神社 | 寺 |
|---|---|---|
| 入口の目印 | 鳥居(とりい) | 山門(さんもん) |
| 主な建物 | 本殿(ほんでん)、拝殿(はいでん) | 本堂(ほんどう)、大師堂(だいしどう)、塔(五重塔など) |
| 守り神 | 狛犬(こまいぬ) | 仁王像(におうぞう) |
| 境内の特徴 | 注連縄(しめなわ)が多く見られる | 鐘楼(しょうろう)、お地蔵様、墓地がある場合も |
| 建築様式 | 直線的でシンプルな構造が多い | 中国大陸の影響を受けた多様な様式 |
鳥居は神社の「聖域への入り口」を示し、山門は寺の「俗世と聖域を隔てる門」です。また、神社では神様のお使いとされる狛犬が、寺では仏法を守る仁王像が門の左右に立つことが多いです。
祀られているものと役割 神様と仏様のそれぞれの世界
神社と寺では、それぞれ異なる存在が祀られ、その役割も異なります。
神社で祀られる神様と役割
神社では、自然の神様や歴史上の人物が神様として祀られています。例えば、学問の神様として菅原道真公(すがわらのみちざねこう)を祀る天満宮(てんまんぐう)や、商売繁盛の神様として稲荷神(いなりのかみ)を祀る稲荷神社などがあります。参拝者は、家内安全、商売繁盛、厄除け、縁結び、安産祈願など、様々なご利益を願って訪れます。神社は、神様への感謝を伝え、日々の生活の幸せを祈る場所です。
寺で祀られる仏様と役割
寺では、如来(にょらい)、菩薩(ぼさつ)、明王(みょうおう)、天部(てんぶ)といった様々な位の仏様が祀られています。例えば、人々を救う観音菩薩や、病を癒す薬師如来などがよく知られています。寺は、仏様の教えを学び、精神的な安らぎを得るための修行の場であり、また、亡くなった方の供養を行う大切な場所でもあります。参拝者は、病気平癒、合格祈願といった現世利益のほか、先祖供養や心の平穏を求めて訪れます。
神社と寺は、それぞれ異なる信仰と役割を持ちながらも、日本の人々の心の拠り所として大切にされてきました。これらの違いを知ることで、それぞれの場所が持つ深い意味を感じながら参拝できます。
神社での正しい参拝方法を学ぼう

日本の大切な文化である神社参拝。その作法を知ることで、神様への敬意を表し、清々しい気持ちで祈りを捧げられます。ここでは、神社での正しい参拝方法を一つずつ見ていきましょう。
鳥居をくぐる際の作法と参道の歩き方
神社の入口にある鳥居は、俗世と神域を分ける結界です。鳥居をくぐる際は、神様へのご挨拶として軽く一礼をしましょう。帽子をかぶっている場合は、鳥居の前で脱ぐのが良い作法です。
鳥居をくぐった先にある参道は、神様がお通りになる道とされています。参道の真ん中は「正中(せいちゅう)」と呼ばれ、神様の通り道です。私たちは正中を避けて、左右どちらかの端を歩くように心がけましょう。もし参道を横切る必要がある場合は、中央で軽く一礼してから渡るのが丁寧な作法です。
手水舎での清め方 正しい手順で身を清める
参拝の前に心身を清める場所が手水舎(てみずや)です。手水舎で身を清めることを「手水(てみず)をとる」と言います。次の手順で心を込めて清めましょう。
| 手順と作法 |
|---|
| 1.右手で柄杓(ひしゃく)を取り、水を汲みます。 |
| 2.汲んだ水でまず左手を清めます。 |
| 3.次に柄杓を左手に持ち替え、右手を清めます。 |
| 4.再び柄杓を右手に持ち替え、左手のひらに水を受けて口をすすぎます。柄杓に直接口をつけないように注意してください。 |
| 5.口をすすぎ終えたら、もう一度左手を清めます。 |
| 6.最後に柄杓を立て、残った水で柄(え)の部分を洗い流し、元の場所に戻します。 |
この一連の流れを、柄杓に汲んだ最初の水だけで行うのが丁寧な作法です。
お賽銭の入れ方と二礼二拍手一礼の参拝手順
手水舎で清めたら、いよいよ神様にご挨拶する拝殿へ向かいます。お賽銭を入れ、心を込めて参拝しましょう。
- お賽銭を入れる
お賽銭箱の前に立ち、感謝の気持ちを込めてお賽銭を静かに入れます。金額に決まりはありませんが、ご縁があるようにと「五円玉」を入れる方も多くいらっしゃいます。 - 鈴を鳴らす
鈴がある場合は、紐を引いて鈴を鳴らします。鈴の音は、邪気を払い、神様を呼び寄せる意味があるとされています。 - 二礼二拍手一礼の作法
いよいよ神様へのご挨拶です。次の手順で行いましょう。
まず、深いお辞儀を二回行います。(二礼)次に、胸の高さで両手を合わせ、右手を少し手前にずらして二回拍手します。この時、神様への感謝と願いを心の中で唱えます。合わせた手をそのままにして、願い事を伝えます。最後に、両手を下ろし、深いお辞儀を一回行います。(一礼)この作法は、神道における基本的な参拝方法です。心を込めて行いましょう。
お守りやお札 御朱印の受け方とマナー
参拝を終えたら、授与所(じゅよしょ)でお守りやお札をいただくことができます。また、近年人気が高まっている御朱印も、ここでいただけます。
お守りやお札について
お守りやお札は、神様の分身として私たちを守り、願いを叶える手助けをしてくださるものです。交通安全、学業成就、家内安全など、様々な種類があります。授与所でご自身の目的に合ったものを選び、初穂料(はつほりょう)を納めていただきます。
いただいたお守りやお札は、大切に扱いましょう。お守りは常に身につけるか、カバンなどに入れて持ち歩くのが一般的です。お札は、神棚や清浄な高い場所に南向きか東向きに祀るのが良いとされています。
古いお守りやお札は、年末年始などに神社に設けられる「古札納め所」に納めましょう。感謝の気持ちを込めて納めることで、神社でお焚き上げをしていただけます。
御朱印について
御朱印は、参拝の証としていただけるものです。御朱印をいただく際は、専用の御朱印帳(ごしゅいんちょう)を用意しましょう。授与所で御朱印帳を渡し、初穂料を納めます。御朱印は、神社の印と、その神社の名称などが墨書きされたものです。参拝の記念として大切に保管してください。
御朱印はスタンプラリーではありません。神様へのご挨拶を済ませてからいただくのが、本来の作法です。心を込めて参拝し、その証として御朱印をいただきましょう。
寺での正しい参拝方法を学ぼう

寺院は仏様をお祀りする場所です。神社とは異なる作法で、心を込めてお参りしましょう。
山門をくぐる際の作法と境内の歩き方
寺院の入り口には、山門と呼ばれる門があります。山門をくぐる際には、一礼をしてから中へ入るのが丁寧な作法です。敷居は踏まずにまたぐようにしましょう。
山門をくぐると、境内が広がります。境内の中央は仏様の通り道とされていますので、端を歩くように心がけましょう。静かに歩き、周囲の環境に配慮するのも大切なマナーです。
手水舎と常香炉での清め方
寺院にも手水舎が設けられていることがあります。手水舎があれば、神社と同じように手と口を清めてから本堂へ向かいます。手順は以下の通りです。
| 手順と作法 |
|---|
| 1.右手で柄杓を取り、水を汲んで左手を清めます。 |
| 2.次に柄杓を左手に持ち替え、右手を清めます。 |
| 3.再び柄杓を右手に持ち替え、左の掌に水を受け、口をすすぎます。 |
| 4.残った水で柄杓の柄を清め、元の場所に戻します。 |
手水舎がない寺院や、本堂の手前には「常香炉(じょうこうろ)」が置かれていることがあります。常香炉は線香を供え、その煙を浴びて心身を清めるためのものです。線香を立てる場合は、火をつけたら手で仰ぐようにして火を消し、香炉に立てます。その煙を頭や体に軽く浴びることで、心身を清め、清らかな気持ちで仏様と向き合う準備をします。
お賽銭の入れ方と合掌での参拝手順
本堂に着いたら、まずはお賽銭を供えます。お賽銭は、仏様への感謝の気持ちを表すものです。金額に決まりはありませんので、心を込めて静かにお賽銭箱へ入れましょう。
お賽銭を供えたら、合掌して参拝します。寺院では、神社のように柏手を打つことはありません。静かに手を合わせ、仏様へ感謝や願いを伝えます。具体的な手順は以下の通りです。
| 手順と作法 |
|---|
| 1.お賽銭を静かにお賽銭箱に入れます。 |
| 2.胸の前で両手を合わせ、合掌します。 |
| 3.目を閉じ、心の中で感謝の気持ちや願い事を伝えます。 |
| 4.静かに手を下ろし、一礼して参拝を終えます。 |
合掌の際は、指先を揃え、掌と掌の間にわずかな空間を作るのが丁寧な形とされます。心を落ち着かせ、静かに祈りを捧げましょう。
お守りやお札 御朱印の受け方とマナー
寺院でも、お守りやお札を授与しています。これらは仏様の力が宿るとされ、厄除けや心願成就などのご利益があると信じられています。授与所や寺務所で、感謝の気持ちを込めて受けましょう。
御朱印は、寺院に参拝した証として授与されるものです。元々は写経や納経(お経を納めること)の証として始まりましたが、現在は参拝の記念として広く親しまれています。御朱印をいただく際は、御朱印帳を準備し、納経所や寺務所でお願いしましょう。御朱印をいただく前には、必ず本堂での参拝を済ませておくのがマナーです。御朱印は大切に扱い、良い思い出として持ち帰りましょう。
参拝時に知っておきたい共通のマナーと注意点

服装や写真撮影に関するマナー
神社や寺は神聖な場所です。訪れる際は、敬意を表した行動と服装を心がけましょう。
清潔感のある服装を心がける
特別な決まりはありませんが、清潔感のある服装を選ぶのが良いです。極端に露出の多い服や、派手すぎる服装は避け、落ち着いた装いを意識してください。
また、帽子は鳥居をくぐる前や山門をくぐる前に脱ぎ、本殿や本堂へ向かう際は外すのが一般的です。
写真撮影の注意点と配慮
美しい景色や建物を写真に収めたい気持ちもあると思いますが、撮影にはいくつかのマナーがあります。
- 撮影禁止の場所を確認する
本殿や本堂の内部、秘仏が祀られている場所など、撮影が禁止されているエリアがあります。立て看板や案内表示をよく確認しましょう。 - 他の参拝者への配慮
フラッシュの使用は控え、シャッター音にも気を配りましょう。他の参拝者の顔が写り込まないよう、プライバシーにも配慮が必要です。 - 三脚や自撮り棒の使用
混雑時や狭い場所での三脚、自撮り棒の使用は、他の参拝者の迷惑になることがあります。使用が許可されているか、周囲の状況を見て判断しましょう。 - SNS投稿の注意
撮影した写真をSNSに投稿する際は、写り込んだ他の方の顔や個人情報に配慮し、節度ある投稿を心がけましょう。
よくある疑問 神社と寺の参拝に関するQ&A
参拝の際に多くの方が抱く疑問について、Q&A形式でお答えします。安心して参拝を楽しんでください。
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| Q1:参拝に予約は必要ですか? | 通常、個人の参拝に予約は不要です。ただし、特別拝観や団体での祈祷・ご祈願を希望する場合は、事前に連絡が必要な場合があります。公式サイトなどで確認することをおすすめします。 |
| Q2:ペットを連れて参拝できますか? | 多くの神社や寺では、境内へのペットの立ち入りを制限しています。特に、建物内や神聖な場所への立ち入りはできません。リードを付ける、抱きかかえるなどの配慮が必要な場合もありますが、事前に確認するか、ペット同伴は控えるのが無難です。 |
| Q3:飲食や喫煙はできますか? | 境内で飲食や喫煙は基本的に禁止されています。指定された休憩所や喫煙所がある場合は、そこで利用しましょう。歩きながらの飲食も控え、ゴミは必ず持ち帰りましょう。 |
| Q4:御朱印帳を忘れた場合、どうなりますか? | 御朱印帳を忘れた場合でも、書き置きの御朱印を用意しているところがあります。また、仮の用紙に書いて後日貼り付けられるようにしてくれる場合もありますので、社務所や寺務所で尋ねてみてください。 |
| Q5:子供連れでの参拝の注意点は? | お子様連れでも安心して参拝を楽しんでください。ただし、境内では走り回ったり大声を出したりせず、静かに過ごすようお子様に伝えましょう。ベビーカーの利用が難しい場所もありますので、事前に確認しておくと安心です。 |
まとめ
神社と寺の根本的な違いから、それぞれの参拝方法、そして共通のマナーまでを解説しました。神道と仏教の信仰対象や成り立ち、建物の特徴を知ることで、日本の文化が持つ奥深さを感じられます。また、鳥居や山門をくぐる際の作法や手水舎での清め方、お賽銭の入れ方を知ることで、一つ一つの動作に込められた意味を理解し、より心穏やかに参拝できます。日本の伝統を大切に、神社や寺へ参拝に出かけてみてください!